2013年5月26日 11:50
ランチ121 料亭 金龍
今日のランチは、日曜日もやっている料亭に行くことにした。
まずは、サンダルから靴へ履きかえる。
腕まくりしていた長袖のシャツをきちんと直す。
今日のコーディネートはいつもと同じ、上下ともにユニクロだ。
店の前に着くと、メニューのチェックをした。
これを怠ると万が一ランチがなかった場合、取り返しのつかないことになってしまう。
所持金で足りない時は、ぼくの大好きな豚小屋でなく、
ぼくの大嫌いな豚箱に入れられてしまう。
今回は、休日のため風変わりなぼくの好きな週替わりランチ1500円がない。
そこで金龍御膳を食べることにした。
金龍御膳 1800円 天麩羅、お刺身、蟹しゅうまい、小鉢、ご飯、香の物、赤出し
自動販売機もお店に合わせた外観にすればいいのになぁ、
と思いつつ赤い暖簾をくぐった。
女性がお出迎えし、男性が下足番をしている。
「靴はお脱ぎしたままで結構です」
中はまるで別世界で外観以上に清閑としている。
畳のある空間を通り抜け、カウンターに案内された。
カウンターには高齢の方がたむろっていた。
どうやら二階の座敷の席が出来上がるまでのウエイティングルームのようだ。
席が用意できましたと言われると、すぐに消え去った。
カウンターで一人きりになれ、優雅な時がやってきた。
カウンターの向こうには竹の見える庭がある。
ところどころに小さな置物や風情ある絵が飾られている。
店員さんの立ち居振る舞いに品を感じました。
できるだけ遠くに立ち、
必要があると思われるときには絶妙なタイミングでそばにいる。
品とは何か?
品とは余裕だと感じました。
貧のある僕にはこのようなお店になかなか来ることができません。
映画やドラマで垣間見て、フーンと思っていました。
すばらしい居住空間、質素な美しさを知ることができました。
料理と店内の雰囲気がマッチしたとき、
相乗効果でよりいっそう美味しく感じることができる。
あらためて雰囲気の大切さを感じました。
赤坂 金龍 (和食(その他) / 赤坂見附駅、赤坂駅、永田町駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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